夏、冷たい素麺や蕎麦をつゆにつけて食べるときに使用するそば猪口。でもおうちでは出番が少なく、食器棚に眠っていたりしませんか?実は蕎麦猪口の使い道は、そばを食べる時だけではありません。知れば毎日の食卓で大活躍間違いなしのアイディアを集めました。
そば猪口とは
蕎麦猪口(読み方:そばちょこ)は、名前の通り蕎麦やそうめんのつけ汁を入れておく容器として知られています。サイズは口の幅が5センチから7センチ、高さが6センチ程度のものが一般的。お酒を注ぐうつわ「おちょこ」と違い、高台と呼ばれる円い脚は付いていません。
そば猪口の歴史は古く、元々は上流階級の人々が祭りや祝いごとなどのハレの日に料理を盛る特別な器でした。それが民衆に普及し始めたのは17世紀の江戸時代。江戸の町で盛りそばが食べられるようになったことがきっかけで、蕎麦屋の流行とともに広まったと言われています。
そば猪口活用7つのアイディア
- アイスカップ
アイスや果物などデザートの盛り付けに
- マグカップ、湯呑み
お茶やお酒などの飲み物に
- スープカップ
スープや汁物のうつわとして
- 小鉢
和え物などの副菜を入れたり
- お菓子入れ
キャンディーや焼き菓子のストックに
- 茶碗
茶碗蒸しを作ることもできます
- 花瓶
ちょっとした一輪挿しにも
そば猪口をもっと手軽に暮らしに取り入れましょう
万能なことから、最近はフリーカップという名前で見かけることも多くなった蕎麦猪口。縁起の良い伝統的な紋様から北欧柄、シンプルな無地まで多様なデザインを楽しめます。安定していて重ねやすい形のそば猪口は収納しやすく片づけも簡単。一つあれば様々な使い方ができるため、シンプルな暮らしにこそ蕎麦猪口を取り入れてみてはいかがでしょうか。