【陶器のお手入れ】お気に入りの土鍋を長持ちさせる3つのコツ

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うつわを買ったりもらったりして、そのまま使い始める方も多いのではないでしょうか?器の中でも土鍋などの陶器は実はけっこうデリケート。すぐに割れてしまったり、シミがついてしまってはもったいないですよね。おうちにある器が少しでも長く愛用できるようお手入れのコツを3点お伝えします。

  1. 土鍋を使う前には「目止め」がおすすめ

土鍋などの陶器は文字通り土を原料として作られており、表面に細かい隙間「目」が空いています。使う前に「目止め」をしておくと調味料や油の吸着、水漏れなどを防ぐことができます。

< 目止めの簡単なやり方 >

  1. 土鍋を軽く水洗いして自然乾燥させます。濡れた状態の加熱はひび割れの原因となるため、よく乾かしましょう。
  2. 土鍋の8分目までお水をいれます。そこにお茶碗1杯分程度のごはんを加え、蓋をせずに時々混ぜながら弱火で沸騰させます。
  3. 中身が入った状態で鍋を十分冷ましたあと、土鍋を水洗いすれば完了です。

小さな陶器の場合は、鍋に器と器が浸る量の米のとぎ汁を入れ20分程度弱火で沸騰させてから鍋ごと冷ましましょう。

< 目止めが面倒なときは… >

ゆっくり鍋を炊く時間がないという場合は、定期的にしばらく水に浸けておくだけでもにおいや汚れが付きにくくなります◎

※器には個体差があるため購入時の説明書に従って取り扱いましょう

  1. 使うときは温度差に注意

陶器は温度差に敏感です。底が濡れた状態で土鍋を火にかけると、急な温度変化に耐えられずひび割れしてしまうことも。土鍋を火にかけるときは、しっかり乾いているかチェックしましょう。また使い終わったあとも、粗熱がとれてから洗えば器への負担が少なく持ちの良さにつながります。

  1. 使用後は底を上にして乾かしましょう

土鍋を洗い終えたら、底を上にしてよく乾燥させましょう。陶器は全体を支える底部分(高台)に水分が溜まりやすくなっています。カビやにおいの発生を防ぐために全体を十分に乾燥させてから収納しましょう。

お気に入りの土鍋を長く使いましょう

土鍋などの陶器を扱うときに気をつけたいことは水分と温度差です。陶器の性質に合わせてお気に入りの器を少しでも長く楽しんでいただけたら嬉しいです♪

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