陶磁器

【砥部焼】昨日よりすこし背伸びして、すこし良いものを日々積み重ねていく|すこし屋 松田窯

砥部焼がずらりと並ぶギャラリーの中で、自然と目に止まったのがすこし屋さんの焼き物でした。乳白色の表面はさらりとしたマットな質感。小さな花や小紋の柄が赤と青の顔料でかわいらしく描かれています。丸いフォルムがすっぽりと手に収まり、持っていて心地よさを感じます。

続きを読む

【砥部焼】暮らしに馴染む藍色模様のうつわ|砥部焼千山

松山の中心部からおよそ30分。砥部焼の窯元が集まる砥部陶街道の入り口近くまで車を走らせると「砥部観光センター炎の里」の大きな建物が見えてきます。中に入るとフロアの端から端まで並ぶ砥部焼の数々。ここでは約70軒もの窯元の作品を手に取ることができます。
続きを読む

縄文土器・弥生土器・須恵器|日本の焼き物1万年の歴史まとめ

私たちの生活に欠かせないうつわですが、一体いつから使われ始めたのでしょうか?日本の焼き物の歴史は古く、約1万年前の縄文時代にまで遡ります。土器が作られるようになってからも、中国や朝鮮半島から新しい技術を取り入れながら器は常に様相を変えてきました。そして茶の湯や生花などの日本独自の文化、風土とともに大きく発展してきました。縄文土器から現在の姿になるまでにどのようなプロセスがあったのか?焼き物の成り立ちを時代ごとにまとめていきます。

続きを読む